詐欺サイトに引っかかりそうになった話
介護ブログを書いている途中で、詐欺サイトに引っかかりそうになった話
ある日、休憩しようとMSNのニュースを見ると、「缶詰を缶切りなしで開ける画期的な方法」という記事を見つけました。災害時に知っていると便利だと思い、クリックすると、いきなり「ビービービー」という大きな警告音とともに、画面いっぱいに「あなたのパソコンはウイルスに感染しました。再起動またはシャットダウンすると、さらに感染が広がります。直ちにサポートセンターに連絡してください。」という警告文が表示されました。(ブログの最後に私が騙されかけたポップアップ写真掲載:お急ぎの方はそれだけでも見て参考になさって下さい)
警告音は、私をビビらせる効果抜群でした。また、サポートセンターの連絡先の書いてあるポップアップも、非常によくできていました。
すぐにサポートセンターに連絡すると、日本語が母国語でない人が電話に出ました。
「私はマイクロソフトの技術者です。あなたのパソコンはウイルス(トロイの木馬)に感染していますが、心配いりません。すぐに無料で直します。ただし20〜30分お時間をください。今のパソコンの状況では、マイクロソフトがお勧めするウイルス対策ソフト(有料)を入れないと、また感染する恐れがあります。」とのことでした。
私は「ウイルス対策ソフトを入れている」と伝えましたが、そこはスルーされました。
一連の流れにどこか違和感を感じ、一旦、適当な理由をつけ電話を切りました。そして、私が入れている、ウィルス対策ソフトの会社に確認しました。〇カフィーの担当者は、私がウイルスに感染している可能性は低く、その警告音や警告文は詐欺の可能性があるとの話でした。
次に、ネットに載っているマイクロソフト社の問い合わせ窓口に、直接確認をしました。
マイクロソフト社は、現在電話での対応はしておらず、次の2つの対応方法がありました。
1,連絡をして、折り返し電話をかけてもらう方法
2,チャットで、問題を相談する方法
のどちらかでした。直接電話で話をしたかったのですが、待ち時間が少しあり、急いでいたのでチャットで問い合わせをしました。
結果、ウイルス感染を警告してきたのは、詐欺サイトであったため、シャットダウンして問題なしということでした。
今回被害はなかったものの、この詐欺サイト、偽技術者に振り回されたことに、後になってめちゃくちゃ腹が立ちました。なので、このことを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思い、今回ブログに書きました。
パソコンを使われる方もますます増えていくかと思います。その中でウイルス感染というのは非常に怖い問題です。こうした偽サイトを作って、偽の電話番号を載せて、偽の技術者を名乗り、非常に巧妙な嘘でだまそうとする悪質な人が、PCを使う画面の向こう側にいるんだということを実感しました。
私が騙されかけた警告文のポップアップ写真です。慌てていたので、これだけしか撮れませんでした。写真の文字・数字がわかりずらいですが、本物は奇麗に見えていました。
詐欺サイトに引っかからないための注意点(まとめ)
- 警告音やメッセージに惑わされず、冷静に判断する。
- お金の支払いを要求してきたら一旦警戒する。
- こちらが要求してないのに、勝手に身分証明書や顔写真、webサイトなどを提示してくる。
- 説明がワンパターンで、こちらの質問に答えない。
- 電話のやりとりに不審な点があれば、一度適当な理由をつけ電話を切る。
今回私は、マイクロソフトの会社とウィルスソフトの会社に電話をして確認した。 - ウイルス対策ソフトを最新の状態に保つ。
以上、私なりにまとめてみました。
ブログを訪れて下さった皆様が、こんな煩わしい事に引っ掛からないようにとの思いで書きました。こういう事態は、突然やってきます。皆さんも本当に気をつけて下さい。
ただ、今回の事で危機感を持てたことは、ブログをしていく上で大事な経験になりました。最後に、こういう詐欺をすぐに見抜くいい方法があれば、ぜひコメント欄で教えて下さい。
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