母の金曜日のルーティーン

デイケア

母の金曜日のルーティーン

母は毎週金曜日の午前中、筋トレ中心の半日デイケアに通っています。
ルーティンは以下の通りです。

  • 7:00 起床  ゆっくりと支度をします。
  • 7:30 朝食(トースト、コーヒー、大根おろし、手作りヨーグルト、フルーツ、サラダ )
  • 8:30 デイケア送迎
  • 12:00 デイケア終了
  • 昼食
  • 昼寝

母はもともとグランドゴルフが大好きでした。毎週土・日曜日の午前中は、近所の小学校に通っていました。しかし、令和4年12月頃から認知症が進行し、連絡事項を覚えられず、約束を守ることができなくなりました。また、時間の概念もわからなくなり、グランドゴルフの開始時間に遅れて参加することもありました。そのため、他の参加者からクレームもあり、グランドゴルフをやめざるを得なくなりました。

認知症には、運動が効果的だそうです。屋外でのスポーツは難しいので、室内でできるWii 〇portsを買いました。が、母は全く興味を示さず、すぐに飽きてしまいました(私は面白いです)。そこで、デイケアで筋トレ中心のプログラムを受けられる施設を探し、通うことにしました。

内容は、水曜日のデイサービスとは違って、器械を使って筋肉に負荷をかけたり、伸ばしたりする運動を行います。

本人は、最初はあまり気乗りしない様子でした。しかし、デイケアに行く前と後では、母の顔つきが全く違います。外出して適度な緊張感を持つこと、また、筋トレをすることで筋肉が動いて、血行が良くなるのでしょう。帰宅後は、顔つきもしゃきっとします。少しでも運動ができることは大事だと実感しています。

続ける中で慣れてきて、最近では楽しんでいるようです。施設のスタッフにも良くしてもらっているようで、安心しています。できればもう半日、違う曜日に通えればと思っていますが、今のところ空き枠がありません。また空き次第、連絡をもらうことになっています。

母の金曜日のルーティンは、このようになっています。

認知症の人への接し方でやってはいけない8つのこと

今回は、認知症の人に対してやってはいけない対応についてで書きたいと思いす。
私もできるだけ心がけ実践するようにしています。

行動や発言を否定する

認知症の人は、自分の行動や発言を否定されると、興奮したり不安になったりします。行動や発言への否定を続けると本人が心を閉ざしてしまい、必要な支援を受け入れてくれなくなることもあります。

認知症の人を馬鹿にする

認知症の人は、相手はそういうつもりはなくても、軽視されているように感じる時があります。その時の体験は忘れても、感情は残ります。感受性があり、軽蔑されると拒否反応を示すこともあります。

話を聞かずに無視する

認知症だと言葉が出にくく、話がうまくできなくなります。同じ話を繰り返すことも普通にあります。しかし、無視するのは相手を傷つけます。信頼関係が壊れ、症状が悪化する可能性もあるため、無視は避けましょう。

できないことを強要する

認知症の初期には、家族が本人に脳トレを勧めることがあります。しかし、本人の能力に合わない脳トレをすると、ストレスとなり、認知症状を悪化させる可能性があります。また、本人が乗り気でない場合は、無理に勧めない方がよいでしょう。

認知症であることを周りに隠す

認知症は、高齢者の間で身近な病気の一つです。しかし、認知症に対する偏見は根強く、周りに知られたくないと思う人も少なくありません。そのため、親戚や近所に隠し、専門機関に相談せず、家族だけで介護をする人もいます。その結果、本人を家に閉じ込めてしまい、必要な支援も受けられません。お互いに苦しむことになってしまいます。

必要以上に叱ったり責めたりする

失敗したからと、激しく叱ったり責めたりすると逆効果になります。むしろ、症状を悪化させることもあります。失敗したときには、次のようなことを心がけましょう。

  • 失敗を認め、理解する。
  • 失敗を責めずに、励ます。
  • 失敗を改善するための方法を一緒に考える。

行動を制限する

行動を制限してしまうと、できることもできなくなってしまいます。また、ストレスから認知症の症状が悪化したり、意欲が低下して寝たきりになったりすることもあります。危険な行動は、家族ができるだけ予防するようにしましょう。

環境を変える

認知症の人は、新しい情報を記憶する機能が低下しているため、環境の変化にうまく対応できません。そのため、入院や施設への入所によって、認知症状が悪化することがあります。以下は、環境の変化に、適応しやすくなるポイントです。

  • なじみの物を置く。
  • 好きな色の壁紙を貼る。
  • 丁寧に説明する。
  • 新しい環境に慣れる時間を十分に与えてあげる。

 

 

コメント

  1. 松本 美樹 より:

    ご無沙汰になってしまいましたが今ブログ見ました。
    止まっている自分が情けなく歯痒く感じました。松田さんにまた元気と勇気を頂きました。いつも本当にありがとうございます。何か出来ることあればと思います。あれから世界の方とも築かれていますか。また教えて下さい。

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