介護に使えるスマート家電
ある日のアレクサと母
母は軽度認知症です。物忘れや記憶障害が起こります。
ある夏の日、母と二人リビングで過ごしていました。
私はスマートスピーカーのアレクサを買ったばかりでした。アレクサは、声で操作できる音声アシスタントです。天気やニュース、音楽を聴いたり、タイマーをセットしたり、カラオケ等、様々なことができます。
私は母も使えたら便利かと思い、母にアレクサとの会話の見本をみせました。
「アレクサ、お天気は?」と尋ねると、
アレクサは「今日は晴れです。最高気温は30度です」と答えました。
そして母に、「アレクサに何か話しかけてみて」と言いました。母は少し考えて「アレクサさん、何歳ですか?」と尋ねました。
私は「そういう質問ではなくて」と言いかけましたが、アレクサは、私の言葉にかぶりぎみに「シアトルで誕生して5年になります」と答えました。私は心の中で、アレクサ「グッジョブ」と思いました。
返事ができるアレクサに、母は「アレクサさんは賢いね」と言ってました。
おうち時間が長い母にとって、少しずづアレクサとのコミュニケーションを楽しんでいけたらと思いました。
アレクサは介護にも使える!?
アレクサを購入したのは、スピーカーが欲しかったのと、音楽やニュースを聴いたり、アマゾンショッピングの確認のためでした。ところが最近、介護にも使えることを知りました。
アレクサは、音声で操作できるスマートスピーカーです。アレクサには、さまざまな機能が搭載されており、介護においても役立てることができます。
ここでは、アレクサを介護グッズと連動させて生活の中で活用する方法についてご紹介します。
- 服薬管理
アレクサには、服薬管理をサポートする機能が搭載されています。アレクサに服薬のタイミングを教えることで、服薬を忘れずに済みます。また、服薬の量や頻度を登録しておけば、アレクサが自動的に通知してくれるので、服薬を忘れてしまう心配がありません。
- 転倒防止
アレクサは転倒を検知する機能を備えた転倒防止グッズと連携することができます。転倒を検知するとアレクサが家族や介護者に通知してくれるので、早期の救助につながります。また、転倒防止グッズにはGPS機能が搭載されているものもあり、転倒した場所を家族や介護者に知らせることもできます。
- 徘徊防止
アレクサは徘徊を検知する機能を備えた徘徊防止グッズと連携することができます。徘徊を検知するとアレクサが家族や介護者に通知してくれるので、徘徊を早期に止めることができます。また、徘徊防止グッズにはGPS機能が搭載されているものもあり、徘徊した場所を家族や介護者に知らせることもできます。
- 音声で操作
アレクサは音声で操作できるため、介護者が手元から離れた場所でも、アレクサに話しかけてテレビや照明を操作することができます。また、天気予報やニュースを聞いたり、音楽を聴いたりすることもできるので、介護者の負担を軽減することができます。
- 緊急通報
アレクサには、緊急通報機能を備えています。アレクサに「アレクサ、緊急通報」と話かけると、119番に自動的に電話をかけることができます。また、アレクサはGPS機能を使って、介護者の位置を特定できるので、介護者が困っているときにすぐに救助することができます。
アレクサを介護グッズと連動させて生活の中で活用することで、介護者の負担を軽減し、介護の質を向上させることができます。
介護グッズと連動させる際の注意点
アレクサを介護グッズと連動させる際には、以下の点に注意してください。
- アレクサと連動できる介護グッズを探す
- アレクサと介護グッズを連動させる方法を調べる
- アレクサと介護グッズを連動させた後、実際に使ってみて問題がないか確認する
アレクサを介護グッズと連動させることで、介護の負担を軽減し、介護の質を向上させることができます。今後、アレクサを活用して介護を少しでも快適にしていきたいと思います。
※アレクサに関しては使用続けて、どれだけ介護に役立つかを、改めて後日書きたいと思います。
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